―第7回快適家電Lifeの家電ガイドがじっくり伝授! 梅雨の必須アイテム『除湿機』のカンタン選び方特集

梅雨の画像です今年もイヤ〜な梅雨の季節がやってきました。今年は5月末時点で関東地方が梅雨入りしており、例年になく早いペース。長い長い梅雨となりそうです。そんな梅雨の必須アイテムと言えば『除湿機』ですよね。利用者の満足度が非常に高い便利家電ですが、除湿方式ごとで全く違う特性をもつなど、自分にぴったりの製品を選ぶのが難しい家電でもあります。今回の突撃インタビューは、梅雨特大号のロングインタビュー。快適家電Lifeの家電ガイドで生活家電アドバイザーの酒井さん(中小企業診断士)に、除湿機の上手な選び方をじっくりレクチャーして頂きます。自分にぴったりの除湿機で、快適な梅雨ライフを迎えたいですね。

●4つもある除湿方式?それぞれの特徴をよく理解することがとっても大切!

 

除湿機の画像です今や一般的な生活家電となってきた除湿機ですが、家電量販店で除湿機コーナーに行ってみると、1万円程度のものから6万円近いものまであり、選ぶのにいつも困ってしまいます。空気清浄機などと比べれば商品点数は少ないようですが、なぜこんなにも価格帯に幅があるのでしょうか?

「それは、ズバリ!除湿方式が全く違うものが4種類もあるからなのです。その4種類とは、①コンプレッサー方式②デシカント方式③ハイブリッド方式④コンデンス方式(コンデンス除湿機)、です」(酒井さん)。

4種類もあったのですね。同じカテゴリに4種類も異なる方式がある家電って、そんなにないような・・・。

「そうですね。そういう点では除湿機はちょっと変わった生活家電と言えるでしょう。困ったことに、除湿方式ごとに価格帯が違うだけでなく『除湿特性』までもが大きく違うのです。値段だけで選んでしまうと、あとでとっても後悔することになってしまいます」(酒井さん)。

●価格重視なら「コンプレッサー方式」

実は私1〜2万円程度の除湿機を買おうと思っているのですが、これはどのような方式なのでしょうか?安くてコンパクトで良いなと思ったのです。ただ、持ってみると、けっこうズッシリで重たかったですが・・・。

「それは間違いなくコンプレッサー方式ですね。コンプレッサー方式とは、平たく言うと『エアコンの除湿』です。エアコンは冷たい風が出てきますが、実は同時に除湿もしているのですね。ほら、エアコンの室外機の横のホースから水が出ていませんか?この除湿の部分を強化したものが、コンプレッサー方式の除湿機ですね。この方式の除湿機はリーズナブルなものが多く、電気代も安く済む製品が多いですね」(酒井さん)。

なるほど。安く買えて省エネだったら、良いことだらけですね。

「でも、コンプレッサー方式は除湿性能にムラがあります。夏場の暑い時期はたくさん水を取りますが、梅雨前半や秋の長雨シーズン、冬の結露シーズンは除湿性能がぐっと落ちてしまいます。お洗濯物の部屋干しで使いたい場合は、この点をよく考慮した方が良さそうですね。あと、この方式はエアコンと同じような構造なので、除湿機本体の吹き出し口から、或は背面から熱い風が出てしまいます。エアコンの場合は室外機から熱い風を出しますが、コンプレッサー方式の除湿機には室外機がありませんからね。コンプレッサー方式の中には冷風機能があるタイプもありますが、これも同じで背面から熱い風が出ます。また、エアコンと同じように、定期的な内部清掃も心がけたいところです」(酒井さん)。