東芝デバイス&ストレージ(株):車載向けBluetooth® low energy対応ICの製品化について

-高い拡張性に加えてAEC-Q100にも対応-

東京--(BUSINESS WIRE)--(ビジネスワイヤ) -- 東芝デバイス&ストレージ株式会社は、Bluetooth® Ver.4.2 low energy規格[注1]に準拠したIC製品のラインアップに、車載向け新製品「TC35679IFTG」を追加しました。新製品は、広範囲の温度で動作し、厳しい車載環境での使用が可能です。アナログRFとベースバンドを内蔵しており完成度の高いソリューションを提供します。



新製品は、Bluetooth® 通信規格で定義されているlow energy GATTプロファイル機能とホスト制御インタフェース(HCI)機能、Bluetooth® low energy Ver.4.2 として新規に追加されたLEセキュア接続やLE拡張データパケット長などの機能[注2]を提供します。

新製品を外部の不揮発性メモリと組み合わせることにより、本格的なアプリケーションプロセッサとして動作させることが可能です。また、外部のホストプロセッサと組み合わせて使用することも可能です。

また、Arm® Cortex®-M0プロセッサをベースにしており、Bluetooth®ベースバンド処理をサポートするマスクROM(384KB)と、Bluetooth®アプリケーションプログラムおよびデータ用のRAM(192KB)を内蔵しています。

さらに、17個の汎用IO(GPIO)と、GPIOへ設定できるSPI、I2C、ボーレートが921.6kbpsのUART 2チャネルを含む複数の通信インタフェースを備えており、さまざまな周辺部品を接続したシステムを形成することができます。GPIOは、ウェイクアップ機能、4チャンネルPWM、6チャンネルADコンバータのインタフェース、長距離通信のための外部パワーアンプ(オプション)の制御インタフェースにも設定が可能です。内蔵のDC-DCコンバータもしくはLDO回路は、外部から供給された電源電圧をチップ上の必要な電圧値に調整します。

新製品は、車載用電子部品信頼性規格AEC-Q100[3]に準拠しており、車載アプリケーションに適しています。ウェッタブルフランクパッケージは、車載アプリケーションにおける振動対策に要求される高い半田付け品質の実現を可能とし、実装後の外観検査を簡易化します。

車載アプリケーションへの応用例として、リモートキーエントリーシステムや、車載センサ機器からのデータを収集するオンボード診断(OBD)があり、車内の有線通信をBluetooth® low energy通信に置き換えることにより、ケーブルやコネクタ類の削減に貢献します。

 

新製品の主な特長

・低消費電力  

送信時 3.3mA (3.0V、0dBm出力)、受信時 3.3mA (3.0V)

Deep Sleep時 100nA以下(3.0V)
・受信感度 -93.5dBm

・Bluetooth® low energy Ver.4.2 セントラル・ペリフェラル対応

・GATT(Generic Attribute Profile)内蔵

・GATTにて規定されるサーバー・クライアント対応

・Bluetooth® low energy Ver.4.2 追加フィーチャー[注2]

LE Data Packet Length Extension
LE Secure Connections
Link Layer Privacy
Link Layer Extended Scanner Filter Policies
・車載対応品質 AEC-Q100準拠[3]、広範囲温度動作、ウェッタブルフランクパッケージ
 

アプリケーション/用途
車載および産業向けBluetooth® low energy製品

 

新製品の主な仕様

型 番   TC35679IFTG
電源電圧

1.8V~3.6V

RF出力動作時消費電流 3.3mA (3.0V動作、0dBm出力)
RF入力動作時消費電流 3.3mA (3.0V動作)
Deep Sleep時消費電流 100nA以下 (3.0V)
動作温度範囲

-40℃ ~ 85℃ (1.8~3.6V)
-40℃ ~ 105℃ (2.7~3.6V)

パッケージ QFN40 6mm×6mm 0.5mm pitch、ウェッタブルフランク
対応規格 Bluetooth® low energy Ver.4.2
CPU

Arm® Cortex®-M0

送信出力

0dBm~-20dBm (4dB ステップ)

受信感度 -93.5dBm
対応プロファイル HCI、GATT(Generic Attribute Profile)内蔵

サーバー、クライアント対応

インタフェース UART、I2C、SPI、GPIO
その他、特長  

AEC-Q100準拠[3]
セントラル、ペリフェラル対応
DC-DCコンバータ内蔵
レギュレータ内蔵
汎用ADC内蔵
ユーザプログラム実行機能
ホストウェイクアップ機能
PWM生成機能

 

[注1]:Bluetooth®規格 Ver.4.0で導入された省電力無線技術。
[注2]:Ver.4.2で追加されたフィーチャーの詳細については、コアスペックをご確認ください。
[注3]:AEC-Q100テストは2017年末終了予定。

*Bluetooth® のワードマークおよびロゴは、Bluetooth SIG, Inc.が所有する登録商標であり、当社はこれらのマークをライセンスに基づいて使用しています。
*ArmおよびCortexはArm Limited (またはその子会社) のUSまたはその他の国における登録商標です。
*その他、本文に掲載の製品名やサービス名は、それぞれ各社が登録商標または商標として使用している場合があります。

新製品のさらに詳しい仕様については下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/info/lookup.jsp?pid=TC35679IFTG-002&region=jp&lang=ja

当社のBluetooth®無線技術用ICについては下記ページをご覧ください。
https://toshiba.semicon-storage.com/jp/product/wireless-communication/bluetooth.html

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